心身症の招く病【ストレスの影響を軽減して病気にならない健康生活】

ストレスによる病気

悩む男性

ストレスによる病気の種類

症状は身体に現れることが多いですが、精神的・心理的な要因によって引き起こされる疾患を心身症と言います。身近で代表的な心身症が、精神的ストレスの溜め込みによる胃潰瘍です。他に主な心身症に分類される疾患が、偏頭痛・糖尿病・アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎なども挙げられます。心身症を引き起こす主な心理的要因がストレスとされています。ストレスを溜め込むと血圧の上昇、免疫力の低下に繋がり、身体に大きく影響をもたらすからです。心身症になりやすいと言われているのが、よく緊張する人・不安感を抱きやすい人・内向的な人など全てストレスを溜め込みやすい性格の人ばかりです。現在心身症を診断する明確な診断方法はありません。疾患が発症した際や悪化が見られた際に、ストレスが要因であると判断されれば心身症と診断されるのが現状です。また患者の情報から考えられる心理的ストレスを排除した際に、症状が改善していく場合にも心身症と診断されます。一般的な身体的治療で疾患が治らない、症状が改善しない場合には心身症を疑い心療内科での検査を行いましょう。

ストレスによる病気の治療

心身症の治療としてまずは薬物療法が選択されますが、薬物療法だけでは完治は難しいのが現状です。ストレスが要因である為、治療には薬物療法と他いくつかの、ストレスの緩和を目標とした治療法を組み合わせるのが一般的です。薬物療法の目的が、身体的な症状から引き起こされる鬱、不安感といった精神的症状を取り除くことです。悪循環の予防として薬物療法は選択されるのです。代表的な薬が抗不安薬、抗うつ薬、自律神経調整役などを使用します。心身症の治療として最も重要とされているのが心理療法です。カウンセリング、行動療法、催眠療法など12種類の心理療法が現在保険心療で認められています。患者個々の心身症を引き起こしている心理的要因、または社会的要因を明確にし、その要因に合わせた心理療法が選択されます。心療内科医がどれだけ患者の情報を把握できるか、また深く信頼関係を築けるかによって心理療法の効果は左右されます。心身症と診断された場合には自身が抱えているストレス、不安などを全て包み隠さずと医師に相談することが重要なのです。